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和倉温泉 ワクラオンセン

湯の香、潮の香、さわやか和倉
和倉温泉を教えてくれたのは、海中で傷を癒す一羽の白鷺。今からおよそ1200年前、薬師獄の西にある湯谷に噴出した温泉は、やがて地震により沖合い100メートルの海中に湧口を変えました。波間に羽を休める白鷺の姿を見て、その効能を知り、以来人々は小船で海に漕ぎ出し、湯壷から温泉を汲み利用していました。
湯治場として本格的な賑わいを見せたのは、江戸時代寛永年間に海中の湯壷の回りを石で囲い、周囲に土を盛った湯島を造営してからのことです。加賀藩三代藩主・前田利常が町奉行・石黒覚左衛門に命じた湯島の造営により、多くの湯治客が訪れるようになりました。やがて湯島に浴場や宿ができた後、岸と橋で結びさらに賑やかな和倉村となったようです。明治13年、湯島までの海中を埋め立てて陸続きとし、新時代を迎えました。


||| Data ||| | 基本データ |
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所在地 〒926-0175
石川県七尾市和倉町2部13番地の1
照会先 和倉温泉観光協会 (0767-62-1555)
効能 入浴すればリューマチ、痛風、神経痛、貧血、虚弱児童、慢性婦人疾患など。2倍に薄めて飲用した場合は、胃腸病、貧血症、肥肝症など
泉質 含塩化土類食塩泉
湯の色 無色
源泉温度 94度
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共同浴場数 1
入浴可能期間 通年(毎月25日休み)
おすすめシーズン |  | | がおすすめ月 |
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周辺環境 海沿い
周辺環境紹介 七尾城跡・気多大社・妙成寺などの名所や能登らしい風景として有名なボラ待ちやぐら等。
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特 徴
||| Point ||| | おすすめポイント |
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料理
能登ならでは、和倉ならではの獲れたての新鮮な四季の恵みの数々。春にはタイやキス、夏はサザエやアワビ、秋には松茸、そして冬は寒ブリなど、季節の美味しさを味わえます。
観光スポット 湯元の広場
温泉街の中心にあり、湯壷には傷を癒す白鷺により発見されたという故事にならい、二羽の白鷺像が立っています。また、いくつもの炎が燃え上がるモニュメントや11m50cmの日本最大級の高さを誇る温泉流水塔があります。
眺望 和倉温泉に面した七尾湾
四季をたずねる旅のはじまりは和倉の湯から。能登島大橋が美しい弧を描く七尾湾を望む和倉温泉には、自然と心からのくつろぎがあります。季節の表情さまざまに、ゆったりと流れる時間をお楽しみください。
||| Other ||| | 他 |
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気候・地勢
和倉温泉は日本海に面した日本列島の真ん中の半島・能登半島の中心に位置しております。海に面した渚の出で湯で、開湯1200年の歴史を持った温泉地であります。大小約30軒のホテル・旅館がありまして、収容人員も一日8500人のお客様にお泊りいただけます。
アクセス
車.....東京から・・・関越・上越・北陸自動車道・能登有料道路・能登道にて約520km。大阪から・・・名神・北陸自動車道・能登有料道路・能登道にて約360km。名古屋から・・・名神・北陸自動車道・能登有料道路・能登道にて約300km。
電車、バス.....東京から・・・上越新幹線“あさひ”で越後湯沢乗り換え、ほくほく線“はくたか号”利用、直通で5時間15分。大阪から・・・特急“サンダーバード”利用、直通で最速3時間28分。名古屋から・・・特急“しらさぎ号”利用、直通で3時間57分。
温泉地周辺の宿泊施設

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